インストールと初期設定
前提条件
Nagi を利用するには、以下のソフトウェアが必要です。
| ソフトウェア | バージョン | 用途 |
|---|---|---|
| Node.js | 22 以上 | ランタイム |
| pnpm | 9.x(packageManager フィールドで 9.15.4 を指定) | パッケージマネージャ |
| Docker Desktop または Docker Engine | 最新安定版 | エージェントコンテナの実行 |
| Claude Code CLI | 最新版 | エージェントランナー |
バージョン確認
bash
node -v # v22.x.x 以上であること
pnpm -v # 9.x.x であること
docker -v # Docker が利用可能であること
claude --version # Claude Code CLI がインストール済みであることインストール
リポジトリをクローンして依存関係をインストールします。
bash
git clone https://github.com/yukihirop/nagi.git
cd nagi
pnpm installビルドが必要な場合は、以下を実行します。
bash
pnpm build初期セットアップ
Claude Code のセッション内で setup スキルを実行します。
/setupsetup スキルが対話形式で以下をガイドします。
- チャンネルの追加 — Slack、Discord、Asana などのチャンネルプラグインを設定
- グループの登録 — チャンネルとグループの紐付けを設定
- グループプロンプトの作成 — エージェントの振る舞いを定義する CLAUDE.md などを作成
- launchd サービスの設定(macOS)— バックグラウンドサービスとして自動起動
補足: セットアップ後に個別のチャンネルを追加したい場合は、
/add-channel-slack、/add-channel-discord、/add-channel-asanaなどの専用スキルも利用できます。
環境変数
各チャンネルプラグインには専用の認証情報が必要です。setup スキルが対話的に設定を案内しますが、手動で設定することもできます。主な環境変数:
SLACK_BOT_TOKEN/SLACK_APP_TOKEN— Slack チャンネル用DISCORD_BOT_TOKEN— Discord チャンネル用ASANA_ACCESS_TOKEN— Asana チャンネル用
リポジトリルートの .env ファイルに設定してください。このファイルはデフォルトで gitignore されています。
起動
開発モード
ローカルで直接起動します。ログがターミナルに出力されるため、デバッグに便利です。
bash
pnpm devlaunchd サービス(macOS)
macOS では launchd を使ってバックグラウンドサービスとして動作させることができます。Claude Code セッション内で以下のスキルを使用します。
/nagi-start # サービス開始
/nagi-stop # サービス停止
/nagi-restart # サービス再起動
/nagi-logs # ログ確認補足: launchd の初期設定がまだの場合は、先に
/setup-launchdスキルを実行してください。
CLI
Nagi CLI でエージェントやグループをターミナルから管理できます。
bash
pnpm nagi --help主なコマンド
bash
# プロンプトを実行(メイングループ)
pnpm nagi "プロンプト内容"
# 特定のグループを指定して実行
pnpm nagi -g <グループ名> "プロンプト内容"
# 前回のセッションを再開
pnpm nagi -s <セッションID> "プロンプト内容"
# 登録済みグループの一覧を表示
pnpm nagi --list
# パイプで入力を渡す
echo "プロンプト内容" | pnpm nagiオプション一覧
| オプション | 短縮形 | 説明 |
|---|---|---|
--group <name> | -g | 対象グループを指定(デフォルト: main) |
--session <id> | -s | 再開するセッション ID |
--list | -l | 登録済みグループの一覧を表示 |
--verbose | -v | コンテナの詳細情報を表示 |
--help | -h | ヘルプを表示 |
Web UI
Web ダッシュボードを起動します。フロントエンドと API サーバーが同時に立ち上がります。
bash
pnpm ui:dev補足: ビルド済みの UI をプレビューする場合は
pnpm ui:buildでビルド後、pnpm ui:previewを実行します。
トラブルシューティング
pnpm install が失敗する
- Node.js のバージョンが 22 以上であることを確認してください。
- pnpm のバージョンが 9.x 系であることを確認してください。
corepack enable && corepack prepareで正しいバージョンを有効化できます。
pnpm dev で起動しない
pnpm buildを先に実行してパッケージのビルドを完了させてください。- Docker が起動していることを確認してください(
docker infoでエラーが出ないこと)。
launchd サービスが起動しない
/setup-launchdで plist ファイルが正しく配置されているか確認してください。/nagi-logsでエラーログを確認してください。
Claude Code CLI が見つからない
claudeコマンドにパスが通っていることを確認してください。- インストールがまだの場合は Claude Code 公式ドキュメント を参照してください。
チャンネルがメッセージを受信しない
.envのトークンが正しく、期限切れでないことを確認してください。- Slack の場合、Slack アプリ設定で Socket Mode が有効になっていることを確認してください。
- Discord の場合、ボットに必要な Gateway Intents が有効になっていることを確認してください。
- 設定変更後は
/nagi-restartでサービスを再起動してください。